1950年代
最悪の状態で1950年代をスタートしたが、名将松木の元、数年で優勝争いするまでに甦っていった。ところが今度は難波事件の責任をとるかたちで、1954年、その松木が辞めていった。
球団は次期監督の扱いをめぐり、藤村達古参の選手の意見を無視し、反発をまねくするなどし失敗する。仕方なく藤村を兼任監督にするも、1956年オフ、今度は藤村が選手の大反乱にあう。1950年代のタイガースは、舞台裏がまるで落ち着かない状況が延々と続いていった。
1950年
チーム成績
140試合 70勝 67敗 3分 .511
順位
4位
監督
松木 謙次郎
タイトル獲得者
投手
なし
野手
藤村 富美男 (首位打者.362/年間最多安打191安打/ベストナイン)
記録達成者
3/30 後藤 次男 1試合16塁打=新記録(対大洋戦)
3/30-4/2 後藤 次男 連続8打席8安打
5/25 藤村 富美男 2度目のサイクルヒット(対広島戦)
トレード・テスト入団選手
檪 信平 (?/東急)
河西 俊雄 (?/南海)
その他特記事項
なし
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1951年
チーム成績
116試合 61勝 52敗 3分 .540
順位
3位
監督
松木 謙次郎
タイトル獲得者
投手
なし
野手
藤村 富美男 (ベストナイン)
金田 正泰 (ベストナイン)
記録達成者
10/8 金田 正泰 年間最多3塁打(18三塁打)
トレード・テスト入団選手
なし
その他特記事項
なし
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1952年
チーム成績
120試合 79勝 40敗 1分 .664
順位
2位
監督
松木 謙次郎
タイトル獲得者
投手
藤村 隆男 (最優秀勝率投手25勝6敗.806)
梶岡 忠義 (最優秀防御率投手1.71)
野手
藤村 富美男 (ベストナイン)
記録達成者
5/7 真田 重蔵 ノーヒットノーラン(対広島戦)
5/28 真田 重蔵 150勝(→178)
8/3 梶岡 忠義 100勝(→131)
8/31 真田 重蔵 1000奪三振(→1083)
9/11 金田 正泰 1000試合出場(→1456)
トレード・テスト入団選手
真田 重男(→重蔵) (投手/松竹)
その他特記事項
なし
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1953年
チーム成績
130試合 74勝 56敗 0分 .569
順位
2位
監督
松木 謙次郎
タイトル獲得者
投手
なし
野手
藤村 富美男 (本塁打王27本/打点王98打点)
金田 正泰 (ベストナイン)
与儀 真助 (ベストナイン)
記録達成者
5/19 藤村 隆男 100勝(→135)
トレード・テスト入団選手
なし
その他特記事項
8/29 阪神-巨人戦ナイターがテレビ初中継(日本テレビ)
9/13 チーム1000勝達成(対国鉄戦)
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1・2・3